12月13日(水)に
川崎競馬場、ダート1600mで行われる
全日本2歳優駿。前走
JBC2歳優駿を勝って、ここへ挑むのが
フォーエバーヤング(栗東・
矢作芳人厩舎)。今朝6日はレースに向けた追い切りを行っている。
前走後はリフレッシュ放牧に出て、11月28日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩。その2日後には栗東坂路で追い切って、4F52.7秒をマーク。これが自己ベストを更新する時計で、さすが2歳の成長力といった調教内容になっている。
今朝はCWで
坂井瑠星騎手が跨り、
ユニコーンライオンと併せ馬。2馬身ほど追走する形で6F標識を通過し、その差を保ったまま、3コーナーから4コーナーを駆け抜けていく。最後の直線に入って、ほぼ馬体を並べるようなところまで詰めてくるが、その時のフットワークがこれまでの走りよりも安定している。
ゴールでは同入に見えたが、手応えはこちらが優勢。時計は6F82.1-5F67.2-4F52.3-3F37.4-2F23.4-1F11.6秒。素晴らしいラップを刻むことができており、間違いなく前走以上にスピードも
パワーも増した走りになっている。
(取材・文:井内利彰)