社台スタリオン
ステーションが
イクイノックス(牡4、美浦・
木村哲也厩舎)の来年の種付料を発表し、内国産馬の初年度種付け料としては史上最高額の2000万円(受胎条件)になることがわかった。
イクイノックスは父
キタサンブラック、
母シャトーブランシュ、母の
父キングヘイローの血統。
木村哲也厩舎に所属して10戦8勝。牡馬クラシックは
皐月賞、
日本ダービーともに2着だったが、
天皇賞(秋)でGI初制覇。そこから
有馬記念、
ドバイシーマクラシック、
宝塚記念、
天皇賞(秋)と快進撃。先日の
ジャパンCも圧勝し、レース後に引退することが発表された。レーティングは世界1位、さらに総獲得賞金は日本馬として歴代1位の22億1544万6100円。惜しまれつつターフを去ることとなった。
初年度の種付料が2000万円というのは、
ディープインパクトや
コントレイルの1200万円を上回って、内国産馬の初年度種付け料としては史上最高額。また、来年の種付料としては父
キタサンブラックと並んでトップタイとなる。生産者のノーザン
ファームも優秀な繁殖牝馬を揃えて、全面的に
バックアップする方針。産駒デビューは4年後の夏となる。