12/10(日)は中山・阪神・中京の3場開催。天気は3場ともに晴れの予報となっている。

■2歳女王決定戦・阪神JF
　阪神11Rは芝1600mの阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)。3連勝で京王杯2歳Sを制したコラソンビート、ファンタジーSを15番人気で制したカルチャーデイ、新潟2歳Sでデビュー2連勝を飾ったアスコリピチェーノと重賞勝ち馬が3頭いるが、抜けた存在がおらず混戦模様。

■リュウノユキナが3度目の正直でカペラS制覇なるか
　中山11Rはダート1200mのカペラS(GIII)。リュウノユキナは8歳となった今年も堅実駆けしており、前走のJBCスプリントでは3着。当レースでは当レースではここ2年連続で2着と苦杯を喫してきたが、3度目の正直で制覇なるか。今回はひさびさに柴田善臣騎手とタッグを組む。

■香港国際競走に日本馬13頭参戦
　日本時間午後には香港のシャティン競馬場で香港国際競走が開催。各レースの日本時間の発走時刻と、出走する日本馬は以下の通り。国内での馬券発売も行われる。

・15時10分
香港ヴァーズ(G1・芝2400m)…ゼッフィーロ、ジェラルディーナ、レーベンスティール

・15時50分
香港スプリント(G1・芝1200m)…マッドクール、ジャスパークローネ

・17時00分
香港マイル(G1・芝1600m)…ダノンザキッド、セリフォス、ソウルラッシュ、ナミュール、ディヴィーナ

・17時40分
香港C(G1・芝2000m)…プログノーシス、ローシャムパーク、ヒシイグアス

■師走Sでゼットリアン3連勝なるか
　中山10Rはダート1800mの師走S(L)。ゼットリアンは4か月ぶりだった前走を4馬身差で圧勝しオープン入り。その勝ちっぷりからして昇級初戦から勝ち負けになりそうだ。鞍上は三浦皇成騎手。他には、オープンで3戦連続2着のベストリーガードなど。

■中山5Rの新馬戦にラスカンブレスなど
　中山5Rは芝1800mの新馬戦。牝馬重賞戦線で活躍したアースライズを母に持つラスカンブレス、米G1馬を母に持つルージュアベリア、ブラックタイド産駒のディアマンドロップなどがデビュー。

■中京5Rでアンシールなどがデビュー
　中京5Rはダート1400mの新馬戦。近親にトランセンドがいるパイロ産駒のアンシール、15年のNHKマイルCで3着だったミュゼスルタンを兄に持つマインドユアビスケッツ産駒のアスクデビューモアなど。

■阪神4Rでジオグリフの妹がデビュー
　阪神4Rは芝1600mで行われる牝馬限定の新馬戦。昨年の皐月賞馬ジオグリフを兄に持つチルカーノがB.ムルザバエフ騎手とのコンビで出走するほか、スプリント路線で活躍しているルガルの全妹ウィズアリープ、調教の動きが抜群のウィップスティッチなど。

■田口騎手、高橋康師のバースデー
　ルーキー田口貫太騎手は本日が20歳の誕生日。阪神で8鞍を予定しており、阪神JFではニュージェネラルとのコンビでGI初騎乗。また、高橋康之調教師は51歳の誕生日。管理馬は阪神と中京でそれぞれ1頭がスタンバイしている。

■水沢では寒菊賞
　水沢競馬場では15時50分に2歳重賞の寒菊賞が行われ、現3戦2勝のサクラトップキッドなどが出走する。