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素質の高い大型馬ターコイズフリンジ 初陣に向けて調整順調/関東馬メイクデビュー情報

  • 2023年12月11日(月) 18時00分
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 5回中山3週目は土日で計4鞍のメイクデビューが組まれている。先週の中山では芝1600m(10頭)、ダート1800m(6頭)、芝1800m(9頭)の3鞍ともに除外馬が出た。年内のデビューを目指す馬たちが多くなってきており、どの番組も抽選になりそうな状況だ。

【12月16日(土) 中山芝2000m】

ターコイズフリンジ(牡、父ブラックタイド母アズールムーン、美浦・田中博康厩舎)

 母は芝1400mで2勝した。伯母にエスメラルディーナ(関東オークス、韓国・トゥクソムC)、いとこにアリーヴォ(小倉大賞典)がいる。先週の追い切りはウッドチップコースで6F81.7-1F11.6の時計をマークした。「大型馬で緩さがあるけど、走りの質はいい。ひと追いごとに引き締まってきたし、気持ちは前向き。素質は高いと思います」と田中博調教師。鞍上はT.マーカンド騎手が予定されている。

ワンダホー(牝、父レイデオロ母アオゾラペダル、美浦・加藤征弘厩舎)

 ホワイトマズル産駒の母は同じく加藤征弘厩舎に所属し、芝2000mとダート1800mで2勝した。叔父にクォークスター(セントライト記念)がいる。今春の千葉サラブレッドセールに上場され、取引価格は2530万円(税込)。人気ユーチューバーグループ・Fischer's(フィッシャーズ)のンダホ氏が所有していることからも話題の一頭だ。坂路を中心に調教の本数を重ね、先週の追い切りはウッドチップコースで6F84.5-1F12.0の時計をマークした。「体力は十分に備わっている。中距離向きだと思います」と加藤征弘調教師。鞍上は横山武史騎手が予定されている。

【12月17日(日) 中山芝1600m】

ミッキーキャンドル(牝、父ロードカナロア母リリーズキャンドル、美浦・菊沢隆徳厩舎)

 母は仏GI馬(マルセルブサック賞)。一族からはリスグラシュー(エリザベス女王杯宝塚記念有馬記念、豪G1・コックスプレート)が出ている。先週の追い切りはウッドチップコースで6F87.0-1F11.4の時計をマークした。「カッとなりやすいところがあるので、我慢することを教えながら乗り込んできた。うまくタメが利けば切れそうな感じ。モノはいいと思います」と菊沢隆徳調教師。鞍上は横山和生騎手が予定されている。

ミラビリスマジック(牝、父キズナ母ソーマジック、美浦・国枝栄厩舎)

 シンボリクリスエス産駒の母はアネモネSを勝ち、秋華賞で3着になるなどの活躍を見せた。マジックキャッスル(愛知杯)、ソーヴァリアント(チャレンジCを連覇)の半妹にあたる。先週の追い切りは坂路で4F54.8-1F12.3の時計をマークした。「まずまずの動き。牝馬で気がいいし、初戦から動いてくれそう」と国枝栄調教師。鞍上は田辺裕信騎手が予定されている。

(取材・文:竹之内元)

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