「おばけくん」の愛称で人気の
ゴースト(セ7、浦和・
宇野木博徳厩舎)が26日、大井競馬9Rの
金盃トライアル(3歳上・OP・ダ2600m)で地方転入初戦を迎える。
同馬は
父ハーツクライ、
母ガヴィオラ、母の
父Cozzeneという血統。芦毛の可愛らしい見た目と、親しみやすい馬名で人気を呼び、京都競馬場主催の
アイドルホースオーディション2022では2位となった。これまで重賞勝ちこそ無いものの、芝の中長距離戦で4勝の実績。21年のステイヤーズSでは5着に入ったこともある。
昨春の
阪神大賞典のあとに障害転向。初戦でいきなり2着とジャンパーとしての素質も見せていたが、直後に屈腱炎を発症して
JRAの競走馬登録を抹消。その後は
地方競馬での復帰を目指し、トレーニングを積んでいた。
今回がキャリア24戦目にして初ダート。まずは無事完走が目標となるが、得意の長距離戦ならいきなり結果を残しても不思議ではない。新味発揮でファンをあっと驚かせる復活劇を見せてほしい。