11月1週目から短期免許で初来日予定のミカエル・バルザローナ騎手(22)が、エリザベス女王杯(G1、芝2200メートル、11月10日=京都)でオールザットジャズ(牝5、角居)とコンビを組むことが分かった。19歳で英ダービーを制し、昨年のドバイワールドCも勝利している欧州騎手界の新星の手綱さばきが注目される。
欧州騎手界の新星ミカエル・バルザローナ騎手(22)がこの秋、短期騎手免許で初来日する。期間は11月の1週目から年内いっぱい(ジャパンC週を除く)。
同騎手がその名を世界にとどろかせたのは一昨年。19歳という若さで世界最高峰レースの1つ、英ダービーをプールモワで制覇。昨年にはエイシンフラッシュ、スマートファルコン、トランセンドと3頭の日本馬が参戦したドバイワールドCを、モンテロッソに騎乗して勝利。ゴール手前から派手なガッツポーズを見せ、強烈な印象を残した。
フランスの競馬学校を16歳で卒業し、名門アンドレ・ファーブル厩舎から07年に見習騎手としてデビュー。同厩舎ではM・ギュイヨン騎手と2人で腕を磨いた。近年は主戦場を英国に移し、ゴドルフィンの専属騎手として活躍。今年は64勝を挙げ、勝率21%という驚異的な数字を残す。
ドバイのスローな競馬を得意とするように、最も定評があるのは折り合い面。小柄なため軽い重量の馬に騎乗できるセールスポイントもある。欧州の若手注目株が日本でどんな騎乗を見せるのか、注目だ。
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