前走
みやこSではこれまでの逃げたり、番手からのレースではなく、中団から差す競馬で3着という結果を出した
ウィリアムバローズ(栗東・
上村洋行厩舎)。次走は
東海S(1月21日・京都ダート1800m)への出走を予定しており、今朝11日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した直後のCW。2コーナー入場口で待機し、開場と同時に馬場入りして、向正面からスタートする形。この馬らしい、スピードに乗った走りで3コーナーから4コーナーを抜けていき、最後の直線も迫力十分。
単走ということもあって、見た目に判断の難しい部分もあるが、重心がブレることなく、力強く走ることができているあたりに体調の良さを感じる。
時計は6F80.9-5F66.2-4F52.1-3F37.6-2F23.5-1F11.9秒。2024年の開幕週は4勝を挙げて、全国リーディング1位の
上村洋行厩舎。その勢いでこの馬の重賞初制覇が
東海Sというシーンがあっても不思議ではないだろう。
(取材・文:井内利彰)