「AJCC・G2」(21日、中山)
重賞3勝の実績が光る
ボッケリーニが中心だ。老いてますます盛んで、7歳の昨年は5戦全て重賞に出走して2、1、7、2、2着。
宝塚記念こそ7着に敗れたものの、G2&G3では
パーフェクト連対を果たした。一昨年のこのレースは小差の3着。円熟味を増した今年はVの期待が高まる。
同世代の8歳馬
マイネルウィルトスも元気いっぱいだ。昨秋はアルゼンチン共和国で2着に好走し、続く
ステイヤーズSでも3着。タフな舞台で存在感を示した。手が合う横山武の手綱で、待望の重賞初制覇を目指す。
秋華賞5着以来となる
モリアーナの走りも興味深い。今回は
紫苑Sを豪快に差し切った中山が舞台。初の2200メートルが鍵となるが、成長著しい今なら克服は可能だろう。昨年の
中山金杯を制した
ラーグルフに、
アルゼンチン共和国杯3着の
チャックネイト、古豪
カラテなど、バラエティー豊かなメンバーが集った。
提供:デイリースポーツ