1月28日(日)に東京競馬場、ダート1400mで行われる
根岸ステークス。ここに出走を予定している馬たちが、今朝17日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。
前走
武蔵野Sを勝っている
ドライスタウト(栗東・
牧浦充徳厩舎)は、前走騎乗した
横山武史騎手が跨って、CWでの併せ馬。2回目のハローが終了した直後に馬場へ入場し、
ゲンパチマイティーを追走する形。6F標識を通過したところでは3馬身ちょっと後ろで、道中は少し行きたがっているようにも見えた。
3コーナーに入るところで前との差を詰めるかと思われたが、我慢はしていて、向正面での差を保ったまま。4コーナーを抜けて、最後の直線に向いたところで少し加速し、ラスト1F標識のところでは1馬身のところまで詰めてきた。
ゴール前はしっかりと追われて、最後は1馬身ほど先着。時計は6F82.8-5F67.9-4F53.4-3F38.0-2F23.9-1F11.8秒。先週のCWでの追い切りは地味な動きだったが、今週はきっちり動けていたという印象。
ドライスタウトが勝った
武蔵野Sで2着だった
タガノビューティー(栗東・
西園正都厩舎)は、朝一番のCWで
ロコポルティとの併せ馬。向正面から並走していたが、その内で行きっぷりのいい走り。このままだと、最後の直線で脚が鈍るのでは、と思ったが、ゴール前はきっちり1馬身前に出て先着。時計は6F82.2-5F66.6-4F52.4-3F38.1-2F24.0-1F12.2秒だった。
さきたま杯が競走中止、
プロキオンSが競走除外の
シャマル(栗東・
松下武士厩舎)は2回目のハローが終了した直後のCWで
川須栄彦騎手が騎乗。
トオヤリトセイトを追走したが、ゴール前で同入に持ち込むのがやっとという感じ。ただ、時計は6F81.6-5F67.2-4F53.1-3F38.1-2F23.9-1F12.1秒と速かった。
(取材・文:井内利彰)