◆メイショウソラフネ(19日・堀尾)

　先週の淀短距離S2着のメイショウソラフネ(牡5歳、栗東・石橋)は、シルクロードS(28日・京都、芝1200m)へ。「ためてひと脚を生かす形なら、オープンでも通用することが分かった。レース後の回復が早く、スムーズに立ち上げられたので、中1週でも大丈夫です」と師。重賞でも好勝負に持ち込めそうだ。

◆サンライズロナウド(19日・森田)

　次週のシルクロードS(28日・京都、芝1200m)に2頭使いで挑む栗東・安田隆厩舎。本命級の扱いを受けそうなアグリ(牡5歳)は当然注目だが、距離を短縮して成績が安定してきたサンライズロナウド(牡5歳)も面白そう。「(前走・阪神C3着の)アグリは太めが残っているなかでも、地力でよく頑張ってくれた。使ったことで絞れるはずだし、今回はもっと動けるはず。サンライズロナウドは短距離も合っていたと思うけど、それよりも強い調教をしなくなったことが好成績につながっている。今の調整方法なら1200mは合いそう」と、安田助手も楽しみにしていた。厩舎は今年で解散となるが、先週の愛知杯(ミッキーゴージャス)を制すなどまだまだ勢いは十分。ワンツーを期待したい。

◆アルファマム(19日・矢野)

　前走の霜月Sでオープン2勝目を挙げたアルファマム(牝5歳、栗東・佐々木)は、根岸S(28日・東京、ダート1400m)で重賞に初挑戦する。「前走は4角で“伸びる”という雰囲気だったね。道中の反応は悪いけど、直線はスパッと切れる。自分の競馬をしてどこまでやれるか」と師。全15戦中12戦で上がりがメンバー最速という鋭い決め手の持ち主。重賞での走りにも注目だ。

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提供：デイリースポーツ