【東西ドキュメント・美浦=23日】中野栄治厩舎が絶好調だ。14日の
日経新春杯(
ブローザホーン)で5年ぶりの重賞制覇を飾ったが、先週も中山で2勝を上乗せ。2月いっぱいで定年引退してしまうのが惜しまれるような活躍を見せている。
今週の
シルクロードSには
カイザーメランジェがスタンバイ。19年函館ス
プリントSの覇者は今年で9歳になった。中野師は「出来は現状維持だけど年だからねえ。(走破時計が)1分8秒は切れない。勝ち時計が(1分)8秒5くらいになれば何とかなる。時計がかかる方がいいから、京都の馬場が悪くなってきているのはいい。雪でも降ってくれたら、なおいい」と道悪を切望していた。不良馬場で行われた昨年10月の
ルミエールオータムダッシュ(新潟)で4年ぶりのVを決めており、時計がかかる馬場ならまだまだやれるところを示している。早速、週末の京都の天気をチェックした鈴木智だった。
スポニチ