春のクラシック戦線に向け、3歳馬世代を独断で格付け。ランキング形式でお届けします。
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牡馬は
京成杯を制した
ダノンデサイルが5位にランクインした。2走前の
京都2歳Sでは、直線で前をカットされ外へ切り返すなどスムーズさを欠きながらも、上がりはメンバー最速タイをマーク。勝った
シンエンペラーに0秒1差まで迫った走りは評価に値する。
そして、
皐月賞と同じ舞台で行われた今回の一戦では、終始馬群の外めを回らされながらも道中の折り合いはピタリ。3角過ぎで鞍上の
ゴーサインに反応すると一気に前団をのみ込み、直線は楽な手応えで後続の追い上げを封じる、実に優等生のレースぶりだった。時計の出やすい馬場状態だったことを踏まえると、V時計の2分0秒5自体は特筆するものではないが、昨年の覇者
ソールオリエンスのタイムを1秒7上回った事実は軽視できず、5位とした。
牝馬の順位変動はなし。依然としてアルテミスSを制した
チェルヴィニアが首位をキープ。G1実績はないものの、スケールの大きさを感じる。
提供:デイリースポーツ