4連勝中の
サンライズフレイム(牡4、栗東・
石坂公一厩舎)が、
根岸ステークス(4歳上・GIII・ダ1400m)で重賞初挑戦初制覇を狙う。
サンライズフレイムは父
ドレフォン、
母マストバイアイテム、母の
父アフリートの血統。半兄の
ドライスタウトは21年の
全日本2歳優駿など重賞を3勝。同じくヨハンは
JRAで4勝を挙げてオープンまで出世した後、南関東に移籍して4勝を挙げている。もう1頭の半兄
ノーリスも3勝しており、砂の超良血といっても過言ではない。
ここまで6戦5勝。昨年2月にデビュー勝ち。続く1勝クラスは3着に敗れたが、当時の勝ち馬
パライバトルマリン、2着馬
ブライアンセンスはともに現オープンなので、超が付くハイレベル戦だった。その後は1勝クラス、2勝クラス、3勝クラス、そしてオープン初挑戦となった前走のオータムリーフSと破竹の4連勝。とりわけ前走は出遅れて、4角では絶望的とも思える位置からの差し切りだった。伸びシロたっぷりの4歳馬でもあり、重賞初挑戦のここでも上位人気に推されるのは当然だ。
ドライスタウトも
根岸Sに出走予定だったが、1週前追い切り後に左前脚に屈腱炎を発症して無念の回避となった。兄弟対決はお預けとなったが、弟にとってチャンスが増したことは確か。ここはきっちりと勝って、今後のGI戦線に弾みをつけたいところだ。