「
東京新聞杯・G3」(2月4日、東京)
14年は降雪の影響で1週順延となったが、施行条件は定着している。直近10年で1番人気馬が(1・1・2・6)と不振。アタマで買うのは控えたい。
昨年の
マイルCS3着馬
ジャスティンカフェが始動する。1週前追い切りは栗東坂路で4F57秒4-12秒8をマーク。昨年は直線で前が壁になり、1番人気で4着と不本意な結果に終わったが、その後は重賞初V、G1でも好戦と着実に地力を強化してきた。1年越しのリベンジを果たす。
昨年の
秋華賞2着以来の復帰戦となる
マスクトディーヴァ。1週前追い切りの動きは、好調時と比べるとやや物足りないが、力は出せる仕上がりだ。昨年のローズSでは
ブレイディヴェーグを下して重賞初V。次戦の
秋華賞では
リバティアイランドに1馬身差まで迫った。高いポテンシャルを秘めた素質馬が、飛躍の一年をスタートさせる。
米国遠征からの帰国初戦に臨む昨年の覇者
ウインカーネリアン。前走のB
Cマイルは11着に沈み、世界の壁にはね返された形だが、軽快に逃げてレースをリードし、スピード能力は十分に示した。1週前追い切りは、美浦Wの併せ馬で6F83秒0-11秒3をマークし、0秒4先着。連覇に向けて仕上がりに不安はない。
京都金杯は4着止まりの
アヴェラーレだが、牝馬には厳しいハンデ56キロ+大外枠で外々を回る距離ロス。内を通った馬が上位を占める馬場を考慮すれば、強いレースをしている。全5勝をを左回りで挙げるだけに反撃必至だ。リゲルSで待望のオープン初Vを決めた
マテンロウスカイも首位争いが可能だ。
提供:デイリースポーツ