2023年度の
JRA賞表彰式が29日、都内で開催。式の冒頭では、昨年に史上35頭目の
JRA顕彰馬に選出された
アーモンドアイの授与式も行われ、シルクレーシング代表・米本昌史氏、
国枝栄調教師、
C.ルメール騎手らが登壇した。
アーモンドアイは父
ロードカナロア、
母フサイチパンドラ、母の
父サンデーサイレンスの血統。17年8月に新潟競馬場でデビューし、同年10月に東京競馬場で行われた2歳未勝利戦で初白星を飾る。続く
シンザン記念で重賞初制覇すると、以降はGIレースにのみ出走。牝馬三冠や2度の
ジャパンC制覇など、マイルから中距離まで次々に
ビッグタイトルを獲得した。通算成績は15戦11勝。史上初となる芝GI・9勝の偉業を達成している。
【シルクレーシング代表 米本昌史氏のコメント】
「ありがとうございます。本当に光栄な気持ちでございます。今、子供が3頭生まれておりまして、最初の仔の
エピファネイアの雄なんですけども、先日
アロンズロッドという名前も決まりまして、明け2歳に国枝先生のもとに入厩予定で、クラブで募集させていただきました。国枝先生とその馬が来年、
日本ダービーのゲートにいることを夢見て、楽しみにしております」
【
国枝栄調教師のコメント】
「ありがとうございます。あれだけのパフォーマンスが正当に評価され、うれしく思っております。来た時から卓越した素材で毎レース楽しみで仕方なかったです」
【
C.ルメール騎手のコメント】
「彼女の瞬発力はすごかった。1600mから2400mまで素晴らしい能力を使えました。一番印象に残ったのはGIの新記録を作った秋の天皇賞が素晴らしい、いい思い出でした」