名門・木村厩舎の良血2騎が、Wコースでハツラツとした動きを見せた。重賞2勝
アルビアーノ(15年フラワーC、
スワンS優勝)の娘
アヴェラーレは、馬なりでもスピード感十分。直線でスムーズに加速すると、先行した
レッドヴェロシティ(6歳3勝クラス)に内から併入した。時計は5F69秒7~1F12秒0。太田助手は「前走を使った後は在厩で調整しています。毛ヅヤが良くなってきているし、動きも良かった。前走(
京都金杯4着)は前残りの展開で、内容的には悪くなかったと思います」とコメントした。
木村厩舎にG1初勝利をもたらした
ステルヴィオ(18年
マイルCS優勝)の全妹
ウンブライルは、
ダーリントンホール(7歳オープン)との併せ馬。余裕の手応えで瞬時に加速し、最後は外から併入した。昨春
NHKマイルC(2着)以来とは思えない素軽さで、時計は5F67秒5~1F11秒4。同助手は「昨春と比べると気持ちにフレッシュさがあって、それがいい方向に出ています。まだズルをしたがる面が残っているのは課題ですが、今朝はしっかり最後まで集中して走れていました」と納得の様子だった。
スポニチ