10日、小倉競馬場8Rで行われた4歳上1勝クラス(4歳上・1勝クラス・芝2000m)で、
佐々木大輔騎手騎乗の2番人気
タイキラフター(牡4、美浦・
大竹正博厩舎)が第1着となった。これで
ハーツクライ産駒の
JRA通算勝利数は1,528勝となり、
フジキセキの持つ
JRA通算1,527勝の記録を抜き、産駒の
JRA通算勝利数で単独第6位となった。
ハーツクライは
父サンデーサイレンス、
母アイリッシュダンス、
その父トニービンという血統で、現役時代は05年
有馬記念と06年
ドバイシーマクラシック(首G1)を制覇。
有馬記念は1歳年下の3冠馬
ディープインパクトを破っての戴冠で、日本馬として唯一の同馬に先着した馬となった。
種牡馬としても大活躍。日本では
アドマイヤラクティ、
ジャスタウェイ、
ワンアンドオンリー、
ヌーヴォレコルト、
シュヴァルグラン、
スワーヴリチャード、
リスグラシュー、
タイムフライヤー、
サリオス、
ドウデュースらを送り出した。また、昨年は
コンティニュアス(
Continuous)が英セントレジャー(英G1)を制している。2023年に22歳で死亡。21年生まれの産駒が最終世代となる。
(
JRAのホームページより)