カタールG3「アミールトロフィー」が17日(日本時間同日夜)、首都ドーハのアルライヤン競馬場(芝2400メートル、11頭立て)で行われた。
日本から3頭が参戦し
ゼッフィーロ(牡5=池江)が最先着の2着。
サトノグランツ(牡4=友道)が3着、
ノースブリッジ(牡6=
奥村武)が4着と上位入線を果たしたが、勝利はならなかった。勝ったのはビュイック騎乗の
レベルスロマンス(セン6=UAEアップルビー)だった。
レースは
レベルスロマンスがハナに立って主導権。岩田康騎乗
ノースブリッジ2番手をキープしたが、道中で折り合いに苦労するシーンも。外3番手に川田騎乗
サトノグランツ。モレイラ騎乗の
ゼッフィーロは最後方のイン追走から、最終コーナー手前で外を一気に進出。直線も勝つ手応えだったが、突然外側へ大きく逸走。立て直して再び追ったが、勝ち馬の逃げ切りを許した。モレイラは「良い手応えで上がって行けたけど、これからというところで外へ大きくヨレてしまいました。残念です」と話した。
同レースはカタールの「アミールスウォード・
フェスティバル」のメインレース。昨年まで国内のローカル重賞だったが、今年から国際G3に格付け。優勝した
レベルスロマンスはドバウィ産駒でゴドルフィンの所有馬。22年米G1ブ
リーダーズCを制している。
スポニチ