M.デムーロ騎手が
中山記念(4歳上・GII・芝1800m)の
エエヤン(牡4、美浦・
伊藤大士厩舎)で18年連続の
JRA重賞制覇を狙う。
M.デムーロ騎手は99年に
JRAで初騎乗。01年
小倉大賞典の
ミスズシャルダンで
JRA重賞初制覇を果たした。15年から
JRA所属となったが、それ以前の07年から17年連続で
JRA重賞を制している。
今年は1月8日の騎乗を終えてから鎖骨を手術するためにイ
タリアに帰国。主治医の判断で手術は見送りとなり、体のケアを終えてから1月末に来日。2月3日からレースに復帰した。先週18日の京都5R・3歳未勝利を
シルバーカレッジで制し、待望の今年初勝利。さらには10R・
斑鳩Sも
ディオで制し、勢いに乗りつつある。
中山記念の
エエヤンは伏兵評価だが、中山でニュージーランドTを制するなど3戦3勝の舞台巧者だ。何より勢いに乗ると手を付けられないのが
M.デムーロ騎手の持ち味。一気に18年連続の
JRA重賞制覇を達成しても決して不思議ない。