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【チューリップ賞】武豊騎手が連覇&7勝目へ スウィープフィートと初コンビ

  • 2024年02月27日(火) 19時15分
 武豊騎手スウィープフィート(牝3、栗東・庄野靖志厩舎)でチューリップ賞(3歳牝・GII・芝1600m)の2年連続7勝目を狙う。

 武豊騎手はこれまでチューリップ賞に30回参戦。オープン特別だった93年以前に88年のシヨノロマン、93年のベガで2勝。重賞に昇格した94年以降では06年アドマイヤキッス、13年クロフネサプライズ、21年メイケイエール、23年モズメイメイで4勝。通算では6勝を挙げているが、これはもちろん歴代トップの数字だ。

 今年のパートナーはスウィープフィートだ。五代血統表中にJRAのGI勝ち馬が父スワーヴリチャード、父の父ハーツクライ、母の父ディープスカイ、母の母スイープトウショウ、母の父の父アグネスタキオン、母の父の父の母アグネスフローラと6頭。しかし、その中に武豊騎手でGIを勝った馬が1頭もいない。騎乗経験があるのもハーツクライディープスカイの2頭で、武豊騎手とは意外にも縁の薄い血統といえるだろう。

 過去5戦は永島まなみ騎手とコンビを組み、前々走の阪神JFは7着、前走のエルフィンSはクビ差2着。スタートや折り合いに課題があるものの、徐々に成長の兆しがある。桜花賞出走に向けては3着以内が必須。大事な仕事を任された武豊騎手の手綱捌きに要注目となる。

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