昨年の
天皇賞(春)でGIを制した
ジャスティンパレス(栗東・
杉山晴紀厩舎)は、2月21日にノーザン
ファームしがらきから栗東へ帰厩。次走は
ドバイシーマクラシック(3月30日・メイダン競馬場)をジョアン・モレイラ騎手で向かうことを発表している。今朝28日はレースに向けた追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した直後のCWへ、
高倉稜騎手を背に入場。馬場入りから1コーナー、2コーナーへ向かう時はゆったりと進めていき、向正面に入ったところで追い切るために少し加速するという感じだった。
6F標識の通過こそ、16秒をちょっと切るくらいのラップだったが、その後は15-15で3コーナーを抜けていき、最後の直線に向いて、しっかり時計を出してくるのかなというスピード感。
ただ、レースまでの時間もあるのか、最後の直線は流す程度だったので、最終的な時計は6F84.6~5F68.7~4F53.7~3F38.7~2F24.8~1F12.6秒。この時期だから、時計うんぬんよりもCWでの追い切りを開始できたところに順調に来ていることを感じることができる。
(取材・文:井内利彰)