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チューリップ賞・G2」(3月2日、阪神)
朝日杯FS3着から2カ月半。わずかな期間でも成長を見せつけるかのように
タガノエルピーダが28日、栗東坂路で伸びた。
アルヒジュル(3歳未勝利)を相手に4馬身後方を手応え良く進めると、楽々とかわして4F51秒3-37秒9-12秒4をはじき出した。
騎乗した団野は「前の馬を見て、しまいの反応を確かめるという指示。追い切りを積むごとに動きが良くなってきました」と収穫を強調する。斉藤崇師も「(前走よりも)動きはアップした」と満足げに伝えた。
昨年10月の京都で新馬戦を勝ち、阪神JFへと矛先を向けるも除外。朝日杯FSにスライドしたが、牡馬相手のG1でも3着と踏ん張った。
指揮官は「もともとデビュー前から能力を感じていた馬。入厩前から体の使い方とか動きが良かったですから。ここで(
桜花賞への)権利を獲りたい」と力を込める。牡馬G1で上位争いした実績はここでは上位。確かな手応えを持ってG2獲りへと挑む。
提供:デイリースポーツ