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プリングS・G2」(17日、中山)
唯一の木曜追いとなった
アレグロブリランテは、新コンビの横山和を背に美浦Wへ登場。
ニューノーマル(5歳3勝クラス)に1馬身半先行する形で進み、道中はしっかり折り合って直線は外へ。内から馬体を合わせてきたパートナーに脚負けすることなく、6F85秒2-37秒8-11秒7のタイムで併入した。
見届けた上原佑師は「先週にしっかりやれたので、今週は
バランスを整えながらしまいの反応、後ろからプレッシャーを与えてどうかの確認をしました。動きは弾んでいたし、これが実戦につながれば」と納得の表情を浮かべた。3カ月近く間隔をあけて臨んだ前走の
若竹賞(2着)は、プラス22キロでの出走だったが「今回は(前走時の体重を)維持する感じ。以前と比べて体もひと回り大きくなっている」と今がまさに伸び盛りだ。
厩舎を開業して1年。調教師になる直前は、堀厩舎で経験を積んだ。「木曜日に追う馬は、東京、中山で使う馬。そこは堀厩舎で慣れているので。馬の体調も良く、前走もそれで好走したので、今回もその方向で」。名門で学んだスキルを武器に、6度目の挑戦で重賞初制覇を決める。
提供:デイリースポーツ