◆第38回
フラワーC・G3(3月16日、中山競馬場・芝1800メートル=良)
今後の飛躍を期す3歳牝馬12頭で争われた重賞は、
津村明秀騎手騎乗の2番人気・
ミアネーロ(美浦・
林徹厩舎、父
ドゥラメンテ)が勝利。前走の
菜の花賞5着から巻き返し、重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分48秒0。
2着は8番人気の
ホーエリート(
原優介騎手)、3着は1番人気の
カンティアーモ(
クリストフ・ルメール騎手)が入った。
石川裕紀人騎手(
エルフストラック=5着)「最後苦しくなってもたれるところを見せてしまったけど、その前まではこの馬のリズムでペースを運ぶことができました」
戸崎圭太騎手(
カニキュル=6着)「どっしりしてタフな馬だなという印象は持っていましたが、今日は
テンションも高かったし、途中からいい感じで上がっていけた割に最後は伸びきれなかった。本来はきれいな馬場の方がよく、コース的にも広い方が走りやすいのかもしれません」
石橋脩騎手(
テリオスサラ=7着)「今日はゲートをうまく切れて、この馬の脚質を考えると、いい位置を取れたかなと思います。3、4コーナーで渋くなってからも、最後まで頑張ってくれたんですけどね」
杉原誠人騎手(
マルコタージュ=8着)「前回はスタートで出てくれたけど、これが本来のスタートのような気がします。おとなしくて行儀良くできたが、おとなしすぎた印象で、それがゲートに少し出たのかも。それでも最後まで脚を使ってくれて、離されたわけではないですから。距離はあっても全然いいし、もっと良くなる馬。成長の余地があります」
横山和生騎手(
フォーザボーイズ=9着)「調教に乗って
テンションが高ぶりやすい印象があったので、ゲートで時間を待たされたのが痛かった。最後も集中しきれない感じでした。レース自体はスムーズだったので、改めてですね」
菅原明良騎手(
スティックバイミー=10着)「本当はすんなりハナでもいければと思っていたが、3、4コーナーで馬場を気にしていて、少し走りづらそうでした」
松岡正海騎手(
テリオスルル=11着)「今日は返し馬ができませんでした。気性面の成長が待たれます」
田辺裕信騎手(
ヒラボクミニー=12着)「今日のレースを見ていて、内を回っても大丈夫かなと思ったし、この馬自身もこういう傷んだ馬場は平気だと思いました。スタートから出していって、取りたいポジションは取れました。最後に踏ん張りきれなかったところを見ると、距離もあるのかもしれません」
スポーツ報知