「東のレジェンド」
横山典弘騎手が
マテンロウオリオン(牡5、栗東・
昆貢厩舎)で
高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)の初制覇を目指す。
これまで
JRAのGIを27勝している名手はこれまで20回参戦。GI昇格元年の96年に
ビコーペガサス、01年に
ブラックホークで2回の2着があるものの、残念ながら戴冠には届いていない。
今年のパートナーは
マテンロウオリオンだ。過去17戦のうち、13戦で騎乗。一昨年には
シンザン記念を制し、ニュージーランドTと
NHKマイルCで連続2着。前走の
オーシャンSにて初のス
プリント戦に挑み、0秒8差の8着ではあったが、後方から渋太く脚を伸ばし、距離適性を感じさせる一戦だった。
今回は一気の相手強化となるので楽ではないが、2回目の1200mということでペース慣れが見込める。近5年で3連単の7桁配当が2回、6桁配当も2回出ているように、とにかく荒れる春のス
プリント王決定戦。今年は
マテンロウオリオンと
横山典弘騎手が波乱の主役となっても決して驚けない。