香港馬
ビクターザウィナーが19日朝、中京競馬場の芝コースで最終追い切りを行った。レースでもコンビを組むリョンが香港から駆けつけて騎乗。3角から満開に咲き誇る大寒桜を
バックに、徐々にペースを上げていく。直線は馬場の真ん中を力強く駆け抜け、ラスト1Fは11秒2の好タイムをマークした(全体5F68秒5)。感触を確かめた鞍上は「状態も良く、いい感じでした。手前も替えて(初めての)左回りも大丈夫」と
ジャッジした。
コースの内側から動きを見守ったシャム師は「最後の200メートルで追い込み、いい感じで走れていたね」と笑みを浮かべた。前走のセンテナリース
プリントCを逃げ切り、香港G1初制覇。香港最強ス
プリンターの
ラッキースワイネス(6着)を寄せ付けなかった。非凡なスピードを武器に、15年
エアロヴェロシティ以来となる香港馬Vを目指す。
スポニチ