中山11Rの第31回
マーチステークス(4歳以上GIII・ダート1800m)は7番人気
ヴァルツァーシャル(
斎藤新騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分50秒7(良)。1馬身1/4差の2着に4番人気
ミトノオー、さらに3馬身差の3着に2番人気
ペイシャエスが入った。
ヴァルツァーシャルは美浦・
高木登厩舎の5歳牡馬で、父
マクフィ、
母バイカターキン(母の
父エンパイアメーカー)。通算成績は19戦6勝。
レース後のコメント
1着
ヴァルツァーシャル(
斎藤新騎手)
「スタートを上手に出て、ある程度の位置を取れました。インのポケットで、3、4コーナーでは良過ぎるくらいの手応えでしたし、これなら届くだろうと思いました。良い感触で競馬を終えることができました。この馬は仕掛けるタイミングひとつなのですが、レースは組み立てやすいです。馬が充実していて、良い時にチャンスを頂きました。まだまだ強くなると思います」
(
高木登調教師)
「強かったですね。抜群のスタートからスーッと下げて、リズム良く運んでいました。最後もしっかりと脚を使いました。力をつけていますし、充実してきましたね。今後については、様子を見て考えたいと思います」
2着
ミトノオー(
木幡巧也騎手)
「馬の出来は良かったですし、展開的に強みを出せると思っていました。やれる事はやりました。勝っておかしくない競馬でしたし、力もあります。ためてリズムを崩すより、こういう形の競馬が合っています」
3着
ペイシャエス(
横山和生騎手)
「調教では少し背腰がまだかなと思っていましたが、競馬に来て馬に気持ちが入りました。いつも渋い感じがあるので、3〜4コーナーで被されないようにと思っていました。枠も良かったです。馬の感じは悪くないですし、またどこかで復活させてあげたいです」
4着
キタノヴィジョン(
石川裕紀人騎手)
「展開は読みどおりでした。
ヴァルツァーシャルの後ろに入れて、同じような脚を使えると思っていました。最後もいい脚で来ていましたが…。どこかでチャンスがあるはずです」
5着
ラインオブソウル(
松若風馬騎手)
「ある程度前へ、と思っていました。ペースも流れて、いい所へ収まる事ができました。砂を被ってもジリジリと伸びていました。この競馬がいい経験になれば、もう一段階
ステップアップしてくれると思います」
6着
ブライアンセンス(
横山武史騎手)
「一番の敵は
ミトノオーだと思っていました。積極的にポジションを取りに行って、4番手は許容範囲でした。しかしペースも早くて持つところがなくて4コーナーで息切れしました。ハンデも見込まれた所もあったでしょうか」
ラジオNIKKEI