昨年の牝馬三冠を制した
リバティアイランド(牝4、栗東・
中内田充正厩舎)が、
ドバイシーマクラシック(北半球産4歳上、南半球産3歳上・首G1・芝2400m)で海外G1初制覇を目指す。
リバティアイランドは父
ドゥラメンテ、
母ヤンキーローズ、母の父
All Americanの血統。母は豪G1を2勝した名牝。16年の豪G1
コックスプレートではWinxの3着だった。
ここまで7戦5勝。一昨年の阪神JFでGI初制覇。昨年は
桜花賞、
オークス、
秋華賞を制し、史上7頭目となる牝馬3冠を達成した。続く
ジャパンCは
イクイノックスの2着で、
スターズオンアースや
ドウデュース、
タイトルホルダーといった年上のGI馬に先着。強さを再認識させる走りだったことは間違いない。
今回は初の海外遠征。牝馬の勝利となれば、08年の
Sun Classique、10年の
Dar Re Mi、14年の
ジェンティルドンナ、15年の
Dolniyaに続き、9年ぶり5頭目。3冠牝馬の先輩である
ジェンティルドンナと同じく、4歳初戦での偉業を期待したい。