3月30日の中山9R・
山吹賞(3歳1勝クラス、芝2200メートル=14頭立て)は、10番人気の
ダイシンアポロン(牡、美浦・
戸田博文厩舎、父
レイデオロ)が2連勝でオープン入りを決めた。勝ち時計は2分15秒1(稍重)。
大外枠からスタートはひと息で後方から運ぶ形に。向こう正面で外を通って前へ進出し、4コーナーでは先頭集団を射程圏にとらえた。そこから直線では内の
モスクロッサーと競り合い、最後の最後でエンジンがかかって首差で制した。
Mデムーロ騎手は「難しい馬ですね。右に引っ張ったら左に行くし、左に引っ張ったら右に行くし…。本気で走っていない。でも能力のある馬です。前回もギリギリで勝ったし、今日も先頭でソラを使って、他を待っていましたからね」と課題を口にしつつ、能力を評価した。
スポーツ報知