◆第69回
羽田盃・Jpn1(4月24日、大井・ダート1800メートル、不良)
今年から
JRAと地方の交流戦となり、新生ダート3冠の1戦目として行われたJpn1は3歳馬8頭(
JRA4頭、地方4頭)によって争われ、
川田将雅騎手騎乗の1番人気・
アマンテビアンコ(牡、美浦・
宮田敬介厩舎、
父ヘニーヒューズ)がV。重賞初制覇をJpn1で飾り、新たな歴史に名前を刻んだ。
同馬の母は白毛馬として初めて重賞(2008年
関東オークス)を勝った
ユキチャン。いとこに
桜花賞などG1・3勝の
アイドルホース、
ソダシなどがいる白毛一族から、新たなスター誕生となった。勝ちタイムは1分53秒9。
2着に4番人気の
アンモシエラ(
横山武史騎手)、3着に8番人気の
フロインフォッサル(
本田正重騎手)
が入った。
ダート3冠の第2戦、
東京ダービー(大井・2000メートル)は6月5日に行われる。
川田将雅騎手(
アマンテビアンコ=1着)「無事にレースを終えることができて何よりです。(初コンビ)たくさんの白毛馬に乗せていただくなかで、今回初めてまたがり、今までの白毛馬と比べながらも、この馬の良さを感じながらのレースでした。
(道中の感じ)ゲートはもともと得意な馬ではないですし、前回もつまずいているので、今日は何よりつまずかないような出方をと、その後はリズムを取って動いていける形をつくっていきました。(勝負どころの手応え)雰囲気は良かったと思います。(直線で
アンモシエラとの競り合い)ゴールまでにはきっちりつかまえてくれる雰囲気だったので、無理をせずゆっくりとつかまえに行こうと思いました。
(1冠目を制した)今年、こうやってダート3冠が新たに整備されて、
JRAの馬も参加しながらの3冠競走になりますので、その第一弾の
羽田盃を勝つことができ、まずひとつ取ることができましたから、次、
東京ダービーに向けて、いい準備をして走ってくれたらと思います」
スポーツ報知