2020年12月より大規模改修工事が行われてきた
船橋競馬場の新スタンドがこのほど完成。4月29日(祝・月)の
フルオープンに先立ち、
メディア向けの内覧会が25日に実施された。
新スタンドはA棟、B棟の2つで構成され、一般席・特別観覧席・来賓席・馬主席を合わせて1791席を用意。旧スタンドと比較して2/3ほどのコンパクトな造りになったが、その分だけ馬との距離が近く、臨場感を味わえるように工夫されている。
B棟4階には、8名用のボックスルームや、枠番と同じ色のフラットルーム、通常よりゆったり座れるワイドシートなど、バラエティ豊かな特別観覧席を新設。また、2階にはベビールーム、各階にバリ
アフリートイレを設置するほか、それぞれのフロアには豊富なメニューを多彩に揃えた飲食店が入居する。
今後も「街との共生」をテーマに競馬場内の
リニューアルを継続。25年に予定されている第25回JBC競走に向けて、新入場門の設置、パドックビジョンの更新などを進めていく。