28日、京都競馬場で行われた第169回
天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)は、道中は好位につけ、最後の直線で先頭に立って後続を突き放した
菱田裕二騎手騎乗の1番人気
テーオーロイヤル(牡6、栗東・
岡田稲男厩舎)が、後方から猛然と追い上げた5番人気
ブローザホーン(牡5、栗東・
吉岡辰弥厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分14秒2(良)。
さらに1/2馬身差の3着に6番人気
ディープボンド(牡7、栗東・
大久保龍志厩舎)が入った。なお、2番人気
ドゥレッツァ(牡4、美浦・
尾関知人厩舎)は15着に、3番人気
サリエラ(牝5、美浦・
国枝栄厩舎)は12着に終わった。
勝った
テーオーロイヤルは、父
リオンディーズ、
母メイショウオウヒ、
その父マンハッタンカフェという血統。ダイヤモンドS、
阪神大賞典に続く長距離重賞3連勝でGI初制覇を果たした。鞍上の
菱田裕二騎手、本馬を管理する
岡田稲男調教師にとってもこれが初の
JRA・GI勝利となった。
【天皇賞】1905年に横浜の日本レースクラブが、明治天皇より「菊花御紋付銀製花盛器」を下賜され創設した「
エンペラーズカップ」が前身である。翌年以降は7つの競馬倶楽部で「帝室御賞典競走」が実施されたが、37年の日本競馬会誕生を機に春が阪神、秋が東京に変更。戦争による中断を挟み47年春、「
平和賞」で復活し、同年秋から現在の「天皇賞」に改称され、春は京都、秋は東京で開催される。
【勝ち馬プロフィール】
◆
テーオーロイヤル(牡6)
騎手:
菱田裕二厩舎:栗東・
岡田稲男父:
リオンディーズ母:
メイショウオウヒ母父:
マンハッタンカフェ馬主:小笹公也
生産者:三嶋牧場
【全着順】
1着
テーオーロイヤル 1人気
2着
ブローザホーン 5人気
3着
ディープボンド 6人気
4着
スマートファントム 14人気
5着
ワープスピード 8人気
6着
サヴォーナ 10人気
7着
タスティエーラ 4人気
8着
メイショウブレゲ 16人気
9着
ゴールドプリンセス 13人気
10着
プリュムドール 12人気
11着
スカーフェイス 17人気
12着
サリエラ 3人気
13着
マテンロウレオ 11人気
14着
チャックネイト 9人気
15着
ドゥレッツァ 2人気
16着
シルヴァーソニック 7人気
競走中止 ハピ 15人気
出走取消
ヒンドゥタイムズ<
天皇賞(春)ダイジェスト>
※
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