ばんえい競馬を主催する帯広市は20日、06年度NAR
グランプリ・ばんえい最優秀馬アンローズ号(牝9、ばんえい・
大友栄人厩舎)が、3月23日(日)に行われるばんえい記念(帯広)を最後に現役を引退すると発表した。今後は生まれ故郷でもある北海道帯広市の三井牧場にて繁殖入りする予定。3月9日(日)には
帯広競馬場で引退式が行われる。
アンローズは、父
マツノコトブキ、
母ミハル(その父
マルゼンストロングホース)という血統。01年5月にデビューし、同年の
白菊賞(岩見沢)で重賞初制覇。その後も02年ばんえいダービー(旭川)を制し、岩見沢記念(岩見沢)でばんえい史上初となる牝馬による同一重賞3連覇(04年~06年)を達成している。17日の前走・太平洋興発杯たちばな賞では143戦目にして帯広での初勝利を果たしている。通算成績143戦32勝(重賞10勝)。引退式の詳細は以下の通り。
【場所】
帯広競馬場スタンド正面
【時間】
14:55頃~(9R本馬場入場後)
【内容】
・アンローズ号スタンド前入場
・アンローズ号重賞制覇記念肩掛け・パネル展示
・ファンの皆様からアンローズ号へプレゼント
・ファンの皆様と記念撮影