15日、ホッカイドウ競馬の
門別競馬場で
JRA認定フレッシュチャレンジ競走(2歳新馬戦)が行われ、新種牡馬
ステッペンウルフ産駒の
ゼロアワー(牝2歳、
佐々木国明厩舎)が1番人気に応え、2着に8馬身差をつけて逃げ切り勝ち。1分7秒2のタイムでデビュー戦を飾った。
2018年にホッカイドウ競馬でデビューした
ステッペンウルフは19年
京浜盃優勝馬。12戦5勝(重賞1勝)で現役生活を退くと日高町の新生
ファームで種牡馬入り。初年度の登録頭数は1頭で、その1頭が大仕事をやってのけた。新種牡馬の産駒初勝利は、5月1日に産駒
ウィルオレオールが初勝利を記録した
レッドベルジュールに続いて2頭目。
ゼロアワーの手綱を取った
阿岸潤一朗騎手は「スピードの違いでハナに立ってしまったが、追って味があるタイプだと感じていたのでじっくり乗った。最後は思ったとおりにしっかり伸びてくれた。将来的には距離は伸びても大丈夫だと思う」と神妙な面持ちでレースを振り返った。