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【日本ダービー予想】やはり今年も前走皐月賞組? 青葉賞組や京都新聞杯組の過去10年成績は…

  • 2024年05月26日(日) 07時35分
 今週は「東京・京都」での2場開催。日曜日は、3歳クラシックのクライマックス戦ともいえる日本ダービー(GI・東京・芝2400m)が東京競馬場で開催される。今年も実力伯仲のハイレベルメンバーによる熱戦が繰り広げられる。

 今年は、やはり無敗の皐月賞ジャスティンミラノが人気確実。対して、ルメール騎手鞍上のレガレイラスプリングS1着シックスペンスなど有力勢が多数参戦。いつものように過去10年データから、レース傾向と馬券のヒントを探っていこう。

1.過去10年で1番人気馬勝利は2回?

 いつものように、まずは人気上位馬の成績チェックから。1番人気馬は、過去10年で2勝。ドゥラメンテ(15年)、コントレイル(20年)の2頭だけだ。成績は【2-3-2-3】。勝ちは多いとは言えないが、馬券圏内候補とすればけっこう堅実といえる。1番人気馬を買うならば、単勝勝負ではなく馬券軸という感じがいいのかも…。

 一方、2番人気馬は過去10年で1勝、成績は【1-3-1-5】。3番人気馬は過去10年で3勝、成績は【3-2-1-4】。上位3番人気馬で10回中6勝を占めている。

 これ以外の4勝は、18年5番人気ワグネリアン、19年12番人気ロジャーバローズ、21年4番人気シャフリヤール。23年4番人気タスティエーラである。

 上位人気3頭だけ上位決着したことは2回(16、17年)。逆に、上位人気3頭がすべて消えたことは1回(18年)ある。

2.人気薄の馬狙うならば3着に?

 日本ダービー過去10年で「連対」した馬たちは、19年のロジャーバローズ以外の19頭はすべて「5番人気以内の馬」だった。つまり馬連、馬単の配当自体はあまり跳ねていない。馬連で万馬券になったのはその19年だけで、あとは18年の79.5倍を除くすべての年で馬連配当は20倍以内で収まっているのだ。

 ただ3着には人気薄の馬がよく割り込んでいる。過去10年で7番人気以降の馬から馬券になったのは以下の6頭。

14年 3着マイネルフロスト 12番人気
18年 3着コズミックフォース 16番人気
19年 1着ロジャーバローズ  12番人気
20年 3着ヴェルトライゼンデ 10番人気
21年 3着ステラヴェローチェ 9番人気
22年 3着アスクビクターモア 7番人気

 人気薄馬が食い込むのは3着が多いということ。3連複、3連単の馬券を組むならば、この傾向は参考にしておきたい。

3.1着馬が出ていない4枠?

 関東と関西の比較では、関東3勝、関西7勝でやや関西勢が優勢。しかし昨年は上位3頭が関東馬で独占している。馬券圏内30頭比較ならば、関東15頭、関西15頭でまったくの互角だ。

 次に枠順の有利不利。これは面白いことに、1-8枠で4枠を除いてすべてが1度以上の勝利がある。枠による有利不利はあまり大きくなさそうだ。今年の4枠はどうなるのだろうか。

 馬券圏内3着までということであれば、6枠が7頭で一番多く、5枠が1頭で一番少ない。データ的には5枠に入るのは面白くないだろう。

4.やはり前走は皐月賞組?

 次に、前走ローテはどこからがいいのか? これはご存知のとおり「前走皐月賞組」圧倒だ。過去10年馬券圏内30頭中、前走皐月賞は23頭を占める。そして前走皐月賞組から8頭の勝馬が出ている。

 ちなみに前走皐月賞以外で馬券圏内になっている前走ローテは、京都新聞杯組2頭・青葉賞組3頭・毎日杯組1頭・プリンシパルS組1頭だ。これ以外の前走ローテはデータ的には厳しそうではある。やはり前走皐月賞組が相性良いレースなのだ。

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