日本ダービーが終わったばかりだが、競馬界は今週末から“新年”を迎える。先んじて
地方競馬で新馬戦がスタートしているが、今週末からは
JRAでも開幕し、来年のダービーに向けて長い戦いがはじまる。そこでnetkeibaの公式X(旧Twitter)ではこのほど、「あなたが注目している新種牡馬」についてコメントを募集。POGシーズンでもあり、期待の父、産駒に対して、多くの声が寄せられた。
もっとも多くの投稿があったのは
サートゥルナーリア。現役時代は無傷で
ホープフルSと
皐月賞を制し、
日本ダービーでも1番人気に支持された。父
ロードカナロア、
母シーザリオの血統背景から期待を寄せる声が多数。「
シーザリオの息子なので、種牡馬としても成功するのでは?」「
エピファネイアと
リオンディーズから活躍馬が出とるから、
サートゥルナーリアも」など、母系が持つポテンシャルに注目しているファンが多いようだ。
新種牡馬の中で最多産駒頭数(149頭)を誇るのが
ルヴァンスレーヴ。3歳で古馬GI/JpnIを連勝した内容から、
JRA賞最優秀3歳牡馬でも一定票数を集めた砂の戦士だ。ただ、
父シンボリクリスエス、母の
父ネオユニヴァースはともに芝の活躍馬とあってか、「脚元不安を引き継がないかだけは心配だけど、芝のエース級を輩出すると思う」との意見も。また、「ケガしてしまって残念だったけど、ダートで
Roberto系はあんまいなかったようにも思うので種牡馬としても期待」という声もあった。
種付け頭数が少ない、いわゆる“マイナー種牡馬”に関しても多くの投稿が。主な勝ち鞍が未勝利戦のみながら、重賞で4度の2着があった
エタリオウに対して「最強の1勝馬がどんな産駒を送り出すのか、数は少ないとはいえ関心が尽きない」。たった1頭しか産駒がいない
ステッペンウルフに「産駒の
ゼロアワーが
フジユージーンみたいに呼び水になってくれるといいけど…」など。
ほかにも、
父トウカイテイオー、母の
父ミスターシービーの血統で注目集める
クワイトファインに触れるファンも多く、
モズアスコットや
ミスターメロディの産駒に芝・ダート“二刀流”での活躍を望む声。
シスキンや
ノーブルミッション、
ナダルの輸入種牡馬に期待をかけるファンも見受けられた。
今週末は東京と京都、土日合わせて合計5鞍の新馬戦が予定されている。未来のスターホースは隠れているだろうか。