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【有力馬動向】シュガークンは菊花賞トライアルへ 兄キタサンブラックの蹄跡なぞるか/馬三郎のつぶやき

デイリースポーツ
  • 2024年05月30日(木) 17時16分
シュガークン(30日・堀尾)

 先週東京の日本ダービーで7着に終わったシュガークン(牡3歳、栗東・清水久)は、菊花賞トライアルのセントライト記念(9月16日・中山、芝2200m)か神戸新聞杯(9月22日・中京、芝2200m)での復帰が有力。「金曜に北海道へ放牧に出ます。距離は2400mでも問題なかったみたいだし、これからの馬なのでいい形で夏を越して成長してくれれば」と押田助手は語っていた。

アルナシーム(30日・赤木)

 来週のエプソムC(6月9日・東京、芝1800m)に出走予定のアルナシーム(牡5歳、栗東・橋口)がこの日、栗東CWで1週前追い切りを消化。横山典を背に6F76秒5-12秒0の猛時計をたたき出した。「予定よりも時計は速くなりましたが、無理をしたわけではありませんし、まだ余裕もあったくらい。それでこれだけの時計で動けるのは具合がいいからでしょう」と師は説明した。

ヴェルトライゼンデ(30日・紺谷)

 古豪ヴェルトライゼンデ(牡7歳、栗東・池江)がこの日、栗東坂路で追い切られ4F51秒3-12秒3(一杯)をマーク。併せ馬で力強い動きを見せた。昨年の大阪杯9着後は戦列を離れているが、長期休養の影響は感じられない。エプソムC(6月9日・東京、芝1800m)に向けて態勢は整いつつある。

ルージュリナージュ(30日・澤田)

 エプソムC(6月9日・東京、芝1800m)を丸田で予定しているルージュリナージュ(牝5歳、美浦・宗像)は、前走のヴィクトリアマイルで5着に奮闘。13番人気という低評価のなか、最速上がりで追い上げた。「GIでもいい脚を使えたように、直線の長い東京は合っていますね。その後は在厩で調整。水曜の追い切りはサラッとでしたが、感じは良かったです」と師はうなずく。「1800mに距離が延びることは問題がなく、GIIIならいい勝負になるのでは」と力が入っていた。

グランディア(30日・竹原)

 次週のエプソムC(6月9日・東京、芝1800m)に出走予定のグランディア(セン5歳、栗東・中内田)がこの日、栗東CWで6F83秒1-36秒7-11秒0(G前一杯)を記録。しまい重点に上々の伸び脚を発揮した。3月中山のスピカSを制して以来となるが、十分に乗り込まれた成果で馬体は太め感なく仕上がっている。

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提供:デイリースポーツ

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