東京11Rの第74回
安田記念(3歳以上GI・芝1600m)は1番人気
ロマンチックウォリアー(J.マク
ドナルド騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒3(稍重)。半馬身差の2着に4番人気
ナミュール、さらにハナ差の3着に2番人気
ソウルラッシュが入った。
ロマンチックウォリアーは香港・C.シャム厩舎の6歳セン馬で、父
Acclamation、
母Folk Melody(母の
父Street Cry)。通算成績は20戦15勝。
レース後のコメント
1着
ロマンチックウォリアー(J.マク
ドナルド騎手)
「とても快適にレースに入りましたし、まさに
チャンピオンホースです。私をはじめ我々のチームが日本に来て、勝って、大変誇りに思います。今日はこの馬の強さを皆さんにお見せできたことも嬉しく思います。
安田記念は特別な名誉あるレースですし、この馬は本当に心の広い馬で、今日もベストを尽くしてくれたと思います。大変良いスタートを切ったと思いますし、今回(
JRA)初勝利ということで、誇りに思っています。勝つには大変難しいレースだと思いますし、他の優秀な馬とジョッキーが参戦している中で勝てたということは、大きな名誉です」
(チャップシン・シャム調教師)
「(今日のレースについて)今日はジェームズ・マク
ドナルド騎手という優れた騎手にうまく乗って貰って、馬も彼のことが大好きで、彼もベストを尽くしてくれたと思います。(ゴールの瞬間はハラハラしたのでは)それほどハラハラ、ドキドキしませんでした。馬にも騎手にも、そして自分自身にも自信がありました。(マイルの距離については)香港では2000mを中心に走ってきて、直線も香港に比べて長いこと、そして坂もあって、そのポテンシャルで対応出来ると思っていました。(今後のローテーションは)今シーズンはおそらく出走させることはないと思います」
2着
ナミュール(
武豊騎手)
「今日は前走と違い、活気がある感じでした。いい競馬ができました。惜しかったです。残念。悔しいです」
3着
ソウルラッシュ(J.モレイラ騎手)
「馬の具合が良く、いつも通り落ち着いていました。良いスタートを切って、良いポジションでリズムよく運べました。直線の手応えも良かったです。勝ち馬に勝負しにいった分、最後の最後に脚が上がって3着でした」
4着
ガイアフォース(
長岡禎仁騎手)
「勝ち馬の後ろで進路を見つけながらでしたから、もう少し捌けていれば良かったです」
5着
セリフォス(
川田将雅騎手)
「素晴らしい具合でレースを迎えられました。馬場が乾いていれば、具合に相応しい走りができると思うのですが、やはりどうしても渋ると、苦手なので...。それでも、よくここまで来てくれたと思います」
7着
フィアスプライド(
坂井瑠星騎手)
「一番欲しいポジションが取れ、道中はいい感じに運べました。反応もしてくれましたが、牡馬の一線級相手ですからね。力を出してくれたと思います」
13着
パラレルヴィジョン(
C.ルメール騎手)
「勝ち馬の後ろでマークしながら進めましたが、ペースが上がると、この馬場で苦しくなりました」
15着
ダノンスコーピオン(
戸崎圭太騎手)
「前走よりまた馬が良くなっていました。今日は外枠だったので、壁を作れませんでした。
リラックスして走れていればよかったのですが」
ラジオNIKKEI