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元JRA騎手の小林徹弥さん死去 50歳 重賞5勝、19年引退後は千田厩舎で調教助手に

スポニチ
  • 2024年06月03日(月) 05時20分
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 元JRA騎手の小林徹弥(こばやし・てつや)さんが1日夜に死去したことが2日、分かった。50歳だった。

 93年に栗東・目野厩舎所属で騎手デビュー。96年マイラーズC(ニホンピロプリンス)でJRA重賞初制覇を飾った。その後も99年エルムS(ニホンピロジュピタ)、01年京都牝馬S(グレイスナムラ)、02年シルクロードS(ゲイリーフラッシュ)で重賞V。03年ダービーはチャクラとのコンビでダービー初騎乗を果たし、14番人気6着。08年東海Sは単勝オッズ102・2倍の13番人気ヤマトマリオンを勝利に導いた。

 19年5月20日付で引退後は千田厩舎で調教助手を務めた。千田師は「(1日は)朝から普通に仕事をして、昼も仕事をしていたので急過ぎて何も言えない。(騎手時代は)一緒に競馬も乗ったし、北海道も一緒だった。我慢している雰囲気はなかったけど、雇用主として(異変を)見抜けなかったのは良くなかった…。急過ぎる。寂しいね」と別れを惜しんだ。

 ▼目野哲也氏(師匠)今朝、小林の携帯から着信があり、何か用かな?と思ったら奥さまからで「亡くなりました」とのことでした。まだ若いし、早過ぎる。お酒が好きだったから体を壊したのかな。性格が良くて周りのみんなにもかわいがられ、いい競馬をしてくれたし、思い出はたくさんあります。残念です。

 小林 徹弥(こばやし・てつや)1974年(昭49)5月5日生まれ、埼玉県出身。93年3月、栗東・目野厩舎所属でデビュー。同年5月2日、マーチングランで初勝利。96年マイラーズC(ニホンピロプリンス)でJRA重賞初制覇。JRA通算7637戦383勝、うち重賞5勝。19年5月20日付で引退し、栗東・千田厩舎の調教助手を務めた。

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