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【函館スプリントS】堀厩舎×浜中 盤石布陣サトノレーヴ!千二ならロードカナロア産駒の信頼度UP

スポニチ
  • 2024年06月05日(水) 05時20分
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 今週から北海道シリーズが開幕する。スポニチ競馬班は、札幌に先んじて開催される函館の傾向を過去5年の(1)調教師、(2)騎手、(3)種牡馬の3データから分析。馬券のポイントを探るとともに、日曜に行われる函館スプリントSの狙い馬をピックアップした。

 【調教師】“世界の矢作”が北の大地でもさすがの成績。出走頭数は126頭と多いが、最多15勝を挙げている。13勝の池添厩舎が勝率(23・2%)、連対率(41・1%)ともにトップ。清水久厩舎も13勝で、単勝回収率は247%と高い。前3厩舎より複勝率がいい(51%)堀厩舎。特に芝1200メートルは【2・1・1・2】と抜群の安定感で、2番人気以内なら【2・1・1・0】とオール3着内だ。

 【騎手】横山武が最多70勝。勝率16・1%、連対率27・9%、複勝率40・6%と全ての項目でハイアベレージをマークしている。勝ち星2位の藤岡、昨年最年少リーディングを獲得した佐々木も見逃せない。馬券的うまみがあるのは浜中。乗り鞍は少なく勝ち星は12勝止まりだが、単勝回収率は前出3人をしのぐ132%。さらに特別戦に限定すれば、同233%にまではね上がる。

 【種牡馬】芝はロードカナロア産駒が強い。27勝中20勝を占める1200メートル戦が最大の狙い目だ。洋芝ということもあり、パワーが武器のハービンジャー産駒(23勝)、ハーツクライ産駒(18勝)も好成績を残している。ダートはへニーヒューズ産駒がトップ15勝。単勝回収率が高いカレンブラックヒル(413%)、ドレフォン(272%)、サウスヴィグラス(233%)にも注意したい。

 【結論】以上を踏まえ、函館スプリントSで推したいのはロードカナロア産駒サトノレーヴ。堀厩舎の管理馬で、鞍上は勝負強さが光る浜中と盤石の布陣。連勝で重賞初制覇を飾る。

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