◇Jpn1・
東京ダービー(2024年6月5日 大井ダート2000メートル)
3歳ダート3冠競走の第2弾「
東京ダービー」は、1番人気
ラムジェット(牡3=佐々木)が6馬身差の圧勝劇を披露し、
ビッグタイトルを手に入れた。
騎乗した
三浦皇成は勝利ジョッキーインタビューで胸を張った。
――強い勝ち方だった
「この馬とコンビを組ませてもらって、海外を含めていろんな話が上がった中で、この馬が出るレース全て結果を残さないといけないという緊張感の中、ずっとこの馬とコンビを組ませてもらって。毎回毎回、みなさんを驚かすような勝ち方をしてくれて。乗っている僕としては成長力しかないと、これから楽しみな馬だと思っている。大きいレースを勝たせていただいて感謝している」
――今日の条件は
「毎回毎回、環境の変化や課題がある中で、それでも結果を出してくれると信じて乗っている。ここに向けて牧場、スタッフはじめ、厩舎の方々がいい状態で持ってきてくれて、重要な
アンカーとしてのバトンだったので1着でゴールを駆け抜けることができてホっとしています」
――レースを振り返って
「まだまだこの馬は舞台を上げていかないといけないので、その中で馬の気分、リズムを重視して。おのずとあのポジションになったのが、今日は
ラムジェットにとって、とてもいいリズムだったということ」
――追い出してからの反応は
「相変わらず4コーナーは置かれてしまって。ただ、乗っている僕としては間違いなく差し切れる、むしろ抜けてどれくらいそこから集中力切らさずにゴールまでいけるかを考えていた。まだ遊び遊びですけど、終わってみればこの着差。完勝だった」
――佐々木師にタイトルをプレゼント
「佐々木調教師がこの馬は皇成に合っていると自信を持って言ってくれたので。それを裏切らないように乗るだけ。こういう能力あふれる期待馬を任せてくれたオーナーに感謝したい」
――ファンへメッセージを
「凄い声援で鳥肌が立つような一日でした。素晴らしい馬場を使わせてもらって
ラムジェットの強い姿を見せることができて感謝しています。もっともっと上に行く馬だと思っているので、応援よろしくお願いします」
▼ダート3冠
日本ダービーを中心に体系づけられている
JRAの芝クラシック路線にならい、
東京ダービーを頂点として
羽田盃(4月24日)、
ジャパンダートクラシック(10月2日)の3歳ダート3冠路線を今年創設。
羽田盃を制した
アマンテビアンコは
東京ダービーは不在となった。
スポニチ