デビュー3年目の角田大河騎手(21)＝栗東・石橋厩舎＝が、今夏は函館に腰を据えて騎乗する。「2着が多くて(20回)足踏みをしている中で、関東との関係を増やしていこうと思って決めました」と決意表明した。連日多数の馬の調教をつけており、忙しそうに馬場を駆け回っている。

　今週末はまだ関東馬への騎乗はないが、土日で計14鞍の騎乗が予定されており、存在感を高めるチャンスだ。「今が頑張り時だと思っています。札幌開催の終わりまで、函館で調教をつけよう(裏函滞在)と思っています」と貪欲に乗っていくつもりだ。9日の函館スプリントS・G3ではオタルエバーに騎乗する。飛躍の夏になるか、注目したい。

スポーツ報知