◆第29回
マーメイドS・G3(6月16日、京都競馬場・芝2000メートル)
22年の
フローラSの勝ち馬で、前走の
福島牝馬Sで0秒4差5着だった
エリカヴィータ(牝5歳、美浦・
国枝栄厩舎、
父キングカメハメハ)が、復活の兆しを見せている。2年前の
オークストライアルを勝った後は、しばらく結果が出ていなかったが、前走は4角6番手から最後まで脚を使うなど見せ場はあった。
国枝調教師は「前回は復調気配を示せた。体はひと回りしっかりしてきていいと思う」と、手応えを口にしている。前走の馬体重は464キロで、デビュー以来過去最高タイを記録しており、心身ともに余裕が出てきたのは好材料と言えそうだ。
スポーツ報知