牝馬限定のハンデ戦だけあって荒れ傾向にあるレース。上がり馬や格上挑戦の馬、凡走を続けていた馬が活躍することも珍しくなく、一筋縄ではいかないレースだ。ただ、傾向としては明確なものが存在する。
1.実績や格は関係ない
過去10回の勝ち馬10頭中、7頭は前走が3勝クラス(1600万下)だった。また、前走が2勝クラスの馬も2連対しているように、実績や格はあまり関係がなく、ハンデ戦ということもあって、むしろ実績の少ない馬や格上挑戦の馬の方が活躍傾向にある。
2.ベテランは苦戦傾向
過去10回で連対した20頭中、実に18頭は4・5歳馬だった。軸は若い馬から選ぶのが良さそう。
3.前走が3着、4着の馬がおいしい
これもハンデ戦であるということに関係してくるが、前走3着、4着の馬がおいしい。しかも先述したように前走が条件戦で、しかも3、4着という馬も多数馬券に絡んで、回収率も良い。狙い目は前走が3勝クラスの3、4着だった馬だろう。
ベリーヴィーナスは2勝クラス、3勝クラスと連勝。勢いがあって、ハンデも53キロなら手ごろ。同型が除外されそうなこともあって、展開的にも有利になるだろう。ここは絶好の狙い目となりそうだ。