レース史上初の外国産馬Vなるか。ロペデヴェガ(Lope De Vega)産駒の
ホールネス(牝4、栗東・
藤原英昭厩舎)が、
マーメイドステークス(3歳上牝・GIII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。
ホールネスは父
Lope de Vega、
母Missunited、母の父Golanの血統。ここまで4戦、全て
西塚洸二騎手が手綱を取って3勝、2着1回。デビュー戦の未勝利(阪神芝2200m)は2着に敗れたが、その後は未勝利(新潟芝2200m)、1勝クラス(中京芝2000m)、そして前走の
熊野特別と圧巻の3連勝。クラスが上がるにつれて、2着との差が広がっているように、全く底を見せていない。今回は格上挑戦での重賞初チャレンジとなるが、未知の魅力は十分にある。
これまで外国産馬は
マーメイドSに延べ16頭が出走して、96年の
ヤマニンパラダイス、00年の
ヒシピナクルの5着が最高着順。一度も馬券に絡んだことがない。
ホールネスはジンクスを打ち破り、外国産馬では初の馬券圏内、さらには勝利を手にすることができるか。同じく重賞初制覇を目指す西塚騎手とのタッグに要注目したい。