競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
まずは先週の新馬戦の振り返りからいきましょうか。9日の東京芝1800mは関西馬
クロワデュノール(牡、斉藤崇)が勝利。関東期待の
アルレッキーノ(牡、国枝)は2着でした。パドックではかなり幼いしぐさを出していた
クロワデュノールでしたが、レースでは優等生でしたね。好位から抜け出す横綱相撲。いろんなところで取り上げられているように後半のラップが非常に優秀で、早くもダービー候補の出現かと話題になっていますね。実際
キタサンブラック産駒で距離が延びても対応できそうなタイプ。先々が非常に楽しみですね。
8日の東京芝1600mは
コートアリシアン(牝、伊藤大)が5馬身差の圧勝。こちらも非常に強い内容だったと思います。これが
サートゥルナーリア産駒の中央初勝利となりました。1番人気に支持されていた筆者のPOG馬
グラフレナート(牡、宮田)は6着。ちょっと気持ちが後ろ向きだった印象ですね。少し時間がかかりそうな感じです。
そして来週の新馬戦には美浦Wで軽快な動きを見せている堀厩舎2騎が出走を予定。
サトノカルナバル(牡、父
キタサンブラック、
母リアリサトリス)、
ソロモン(牡、父
ミッキーアイル、
母シロインジャー)は調教もずっと一緒に他馬も交えながら併せ馬を消化してきました。デビュー戦は前者が22日の東京芝1400mで、後者が22日の東京芝1800m。鞍上はともにレーンを予定しています。血統のイメージでは逆かな?とも思っていましたが、こうなるようです。レースが楽しみですね。
POGの人気どころでは
プリモシークエンス(牡、木村、父
エピファネイア、
母プリモシーン)が22日の東京芝1800mをルメールで予定。
22日の東京芝1400mには
デアマトローナ(牝、国枝、父
キズナ、
母ホームカミングクイーン)がルメールで予定しています。(馬サブロー美浦支局・木村)
提供:デイリースポーツ