京都11Rの第29回
マーメイドステークス(3歳以上GIII・牝馬・芝2000m)は4番人気
アリスヴェリテ(
永島まなみ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分57秒2(良)。2馬身差の2着に1番人気
エーデルブルーメ、さらにクビ差の3着に6番人気
ホールネスが入った。
アリスヴェリテは栗東・
中竹和也厩舎の4歳牝馬で、父
キズナ、
母ルミエールヴェリテ(母の
父Cozzene)。通算成績は19戦4勝。
レース後のコメント
1着
アリスヴェリテ(
永島まなみ騎手)
「前走騎乗していた
柴田裕一郎騎手からアド
バイスをもらっていましたし、ハンデの50キロもあって、この馬らしい競馬をしようと思っていました。最後の直線では、後ろから来ないでと思いながらでしたが、馬が最後まで頑張ってくれましたし、馬が助けてくれました。
デビューからこれまで、GIをはじめ重賞にも乗せていただき、そうした沢山の経験のおかげで今があるのだと思っています。関係者の皆様をはじめ、支えてくださった多くの方々に感謝しています。まだまだ未熟で結果を出せないことも多くありますが、大舞台で活躍できるように頑張りたいと思います」
2着
エーデルブルーメ(
川田将雅騎手)
「勝った人馬をほめるしかありません。結果に関しては、こちらはとても具合良くいい内容で走ってくれました。とてもいい走りをしてくれました」
3着
ホールネス(
西塚洸二騎手)
「馬は力があります。ポテンシャルの高さを見せてくれました。位置取りや乗り方が上手くいかず申し訳なかったです」
4着
ファユエン(
菊沢一樹騎手)
「すごくいい脚を長く使ってくれました。こういう舞台は合っていると思いますし、このクラスでも力があると改めて感じました」
5着
ラヴェル(
坂井瑠星騎手)
「調教の感じより折り合いがつきました。直線でも一瞬2着があるかなというところでした。最後は止まってしまいましたが、改めて能力の高さを感じました」
6着
セントカメリア(
西村淳也騎手)
「1コーナーから2コーナーで噛むところがありましたし、逃げ馬の展開になってしまいました」
10着
コスタボニータ(
岩田望来騎手)
「今日はゲートが全てです。ゲートを出ていたらもう少し面白い展開になっていたと思います」
12着
ジューンオレンジ(
富田暁騎手)
「初めての2000mで、コーナー4つの競馬も初めての経験でした。3番手以降は流れがゆっくりで、1コーナーで力んでしまい、そのぶんラストはしんどくなりました。成長してきている馬ですし、この経験が次につながればいいと思います。きょうは初めてづくしで頑張ってくれました」
13着
ミッキーゴージャス(
浜中俊騎手)
「スタートから馬の気分のままに、自然とあのポジションになりました。逃げ馬は斤量も軽かったですし、強いと思っていました。思っていた通りの競馬はできましたが、最後は脚が上がっていましたし、斤量差もあったと思います」
15着
タガノパッション(
M.デムーロ騎手)
「この馬は気分で走るところがありますが、きょうは走る気分では無かったようです。右にモタれていました」
ラジオNIKKEI