ディープインパクト以来の戴冠なるか。
武豊騎手が
ドウデュース(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)で、
宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)の18年ぶり5勝目を狙う。
武豊騎手はこれまで
宝塚記念に30回騎乗。2回目の参戦となった89年に
イナリワンで初勝利。その後、93年に
メジロマックイーン、97年に
マーベラスサンデー、06年に
ディープインパクトで制し、歴代最多の4勝を挙げている。しかし、07年以降は14連敗中。08年に
メイショウサムソン、20年に
キセキで2着があるものの、勝利には手が届いていない。
今年のパートナーは
ドウデュースだ。21年の
朝日杯FS、22年の
日本ダービー、そして昨年の
有馬記念を覇者。前走の
ドバイターフは5着に終わったが、直線で前が壁になったことが敗因で、もちろん力負けではない。秋に予定しているフランス遠征に向けて、ここは結果を出したい一戦。前走の悔しさを晴らす4つ目の
ビッグタイトル獲得といきたい。