昨年の
天皇賞(春)でGI初制覇のあとは立て続けに大舞台への出走を歩んでいる
ジャスティンパレス。中長距離の競馬の頂点で好戦を続けており、能力は現役屈指。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■6/23(日)
宝塚記念(3歳上・GI・京都芝2200m)
ジャスティンパレス(牡5、栗東・
杉山晴紀厩舎)は2歳時に
ホープフルSで2着と好走。3歳クラシックは3戦全部に出走して、
皐月賞、
日本ダービーこそ善戦止まりだったが、
菊花賞では3着に食い込んだ。キャリアを積む度に進化を遂げて本格化。近走も古馬GI戦線に出走して見せ場十分と能力の高さを証明している。鞍上とは初GI制覇を果たした
天皇賞(春)以来になるが、4戦4勝と相性抜群でまさに鬼に金棒。上位争いは必至だ。鞍上は
C.ルメール騎手。
ドウデュース(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)は昨年のリベンジで臨んだ前走の
ドバイターフで、直線で追い出しを待たされる不利があっての小差5着。進路が開いてからの末脚は圧巻で、世界の強豪馬と遜色ない競馬ができたことが成長の証。京都コース初見参となるが、自在なレースぶりから不安材料にはならない。昨年の
有馬記念に続き、春の
グランプリも制するか。鞍上は
武豊騎手。
その他、重賞2連勝と
パワーアップしている
シュトルーヴェ(セ5、美浦・
堀宣行厩舎)、今回と同じ条件の
京都記念勝ちを含めて京都コース2戦2勝と好相性の
プラダリア(牡5、栗東・
池添学厩舎)、7歳とは思えないほど毎回、強敵相手に健闘している
ディープボンド(牡7、栗東・
大久保龍志厩舎)、馬場が渋れば母父に
ハービンジャーを持つ
大阪杯の勝ち馬
ベラジオオペラ(牡4、栗東・
上村洋行厩舎)と、父が
ハービンジャーで
大阪杯2着の
ローシャムパーク(牡5、美浦・
田中博康厩舎)あたりが浮上も。発走は15時40分。