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宝塚記念は人気馬が勝ちやすいGI? 単勝40倍以上が勝ったら史上初

  • 2024年06月21日(金) 07時00分
 宝塚記念に「荒れないGI」のイメージがあるだろうか。18年に3連単49万円、20年に同じく18万円の高配当が出たように、決して波乱がないわけではない。しかし、勝ち馬に限っていえば、超伏兵の出番がないGIといえるのだ。

 データを紹介しよう。グレード制が導入された84年以降に限ると、単勝の最高配当は05年のスイープトウショウの3850円。単勝40倍以上の馬は延べ225頭が出走し、93年のイクノディクタス、98年のステイゴールド、06年のナリタセンチュリー、13年のダノンバラード、14年のカレンミロティック、そして昨年のスルーセブンシーズと2着は6回あるものの、未勝利に終わっている。

 ちなみにこの宝塚記念の6回の勝ち馬を見ると、1番人気が5頭、2番人気が1頭。したがって逆に言えば、1番人気をアタマで買う場合、単勝40倍以上の馬を2着欄にマークするのは有効な手といえるかもしれない。

 ほかのGIを見てみると、日本ダービーロジャーバローズ(93.1倍)や有馬記念ダイユウサク(137.9倍)など長い歴史のなかでは荒れるレースが1つや2つあるのがほとんど。ジャパンカップでもスクリーンヒーロー(41.0倍)をはじめ2度40倍を超える配当が出ている。

 さて、今年はどうだろうか。ドウデュースジャスティンパレスベラジオオペラと強豪が顔を揃えた上に、紛れの少ない少頭数とあって、伏兵の出番はなさそうに思える。しかし、今春のGIではヴィクトリアマイルを単勝200倍超のテンハッピーローズが制したのを筆頭に、フェブラリーSペプチドナイル日本ダービーダノンデサイルなど、何度も波乱があった。この流れなら、春のグランプリでもアッと驚く結末があるかも。まだ馬券の発売前ではあるが、カラテヤマニンサンパといった伏兵陣の走りにも注目してみたい。

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